説明
【DEAD STOCK】French Army M-47 Field Jacket 前期
フランス陸軍のM-47フィールドジャケットが入荷しました。
【寸法】
①肩幅:48cm
②身幅:55cm
③裾幅:66cm
④着丈:73cm
⑤アームホール:29cm
サイズ表記:26
Color:Olive
※未洗いのため洗濯をすると全体的に一回りほど縮みますのでご注意ください。
1947年にフランスで採用されたM-47フィールドジャケット。
所説ありますが、もともとはアメリカ軍のM-1943をベースにフランス軍が改良をして制作されたミリタリージャケットとも言われています。
1947年といえば第二次世界大戦後であり、当時のフランスは大戦後と不安定な政体が重なり不況に見舞われます。そこで他国(同盟国)の援助を受け不況を乗り越えようという体制をとるのですが、その間に出来上がったのがM-47。つまり、その時にアメリカの援助を受け開発され、結果M-1943のデザインを取り入れたのではないだろうかという説が浮上しました。
実際にはどうか定かではありませんが、ここまでデザインが似ているとそうなんじゃないかな?と信じてしまうほど似ています。
今回入荷したのはM-47前期タイプです。
前期 → コットンツイルまたはホップサック生地を使用。
後期 → コットンヘリンボーンツイル地を使用
後期をお探しの方はこちら → 「クリック」
前期はサイズ表記がステンシルで記されています。後期になるとサイズタグに変更されます。
ようやくデッドストックでしかもサイズが26という日本人体形に一番合うサイズが出てきてくれました。といっても2着のみの入荷です。(汗)
他のサイトをみても大きいサイズばかりが残っていて、ゴールデンサイズが見つからないのが現状です。このサイズを探している方はお早めにお問合せ下さい!
ちなみに26というサイズ表記は少し特殊で
2 → 身幅を指します。
6 → 着丈を指します。
26サイズは大体M~Lサイズ相当です。
裾広がりのAラインシルエットですのでオーバー気味で着用しても問題ありません。
デッドストックの証ともいえるフラッシャー。前立ての裾部分についています。もちろん着用する際は外してくださいね(笑)
フランス出身の某デザイナーがフランスの縫製技術が高いことを示すため、裏返してモデルに着せてランウェイを歩かせたでお馴染みのM-47。
実際にみるとピッチ目(ミシン運針)が非常に細かく、至る箇所にカンヌキ止めしているのがわかります。確かに当時の制度の低いミシンでここまでキレイに仕上げるのは至難の業。クラフトマンシップが垣間見えますね…。
無駄をとことん省いたデザインだからこそ、時代を超えて愛されるモノになる。
ボタンすらもフラップで隠しています。これなら戦闘中もボタンを気にすることなく戦えますね!戦闘をする機会はないですが…そしてこのまま戦闘のない国であってほしいです。
幅広の襟裏にはチンストラップが付き、これをしめることで風の侵入を防ぎます。
ミリタリージャケットやワークジャケットの襟元でよくみかけるチンストラップですが、この形状は珍しくM-47やM1943以外ではあまり見かけることはありません。おそらくこの形状にも意味はあるのだと思いますが、今のところよくわからないのでわかり次第報告致します。(汗)
恐ろしいほどの売れていき、良いサイズどころか良い状態のものが見つかることも珍しくなってきました。貴重価値も上がってきている分価格も高騰しはじめているアイテムです。
二度目ですが、お探しの方は是非お早めに!
購入方法は「SHOP GUIDE」をご覧ください。