説明
【DEAD STOCK】Russian Navy Knit
ロシア海軍のボーダーニットが入荷しました。
①襟天:23cm
②肩幅:46cm
③身幅:44cm
④裾幅:44cm
⑤着丈:73cm
⑥アームホール:25cm
⑦袖丈:61cm
現行でも生産されているロシア軍のボーダーカットソー。春夏では薄手のものを着用し、秋冬ではこのボーダーニットを中に着てロシアの厳しい寒さを凌いできました。
このボーダーから連想される通りロシア海軍で使用されていますが、もともとは国境警備隊のために作られたニットなのだとか。現行でも作られていますが、今回入荷したものは80年代後半~90年代前半だと推測されます。細かな年代判別をしたかったのですが、制作当初から現在に至るまで同じ製法、同じ生地を使用しているため、大雑把な年代しかわかりませんでした。(9割方言い訳です…甘いところがありすみません。)
首周りもクルーとボートネックの間のような曲線で、どちらの着回しもできるので
写真だと伝わりづらいかもしれませんが、上の写真は脇下部分にフォーカスをあてています。
なにやら不思議な形ですが、これは脇下にガゼットを埋め込むことで可動域を広げています。よくアウトドアやミリタリーのアイテムに使われるディテールで、動きやすさを重視した製法の一つです。
伸縮性の高いニットになぜ?とはじめは思いましたが、着用してみる袖幅が細身に作られており、そのままだと腕の上げ下げが困難になります。普段着ならそれでも構いませんが、ミリタリーウエアとしては非常に使いずらく危険も伴います。そのためにアウターの中にゴワつかず着用できて、かつ腕が動かしやすいようにこの製法を取り入れたのだと考えられます。
こういう機能性を重視した無駄のないデザインが男心をくすぐります。その結果、予算を考えずに気づいたら身体が勝手に動いて仕入れてしまっているのです。(もちろん後悔はございません!)
ロシア語で「コットン100%」と記載されてます。秋冬用ニットなので真っ先にウールを思い浮かべますが、このアイテムはあくまでコットン100。自宅で洗濯もできて夏以外の3シーズンで着用が可能です。もちろんウールに比べると保温性は弱まりますが、ウール独特なチクチク感がない分、当然のことながら素肌の上から着用しても問題ありません。
着用画像 身長:170cm 体重:60kg
気になる方は是非。
購入方法は「SHOP GUIDE」をご覧ください。