説明
French Army M-47 Field Jacket 60’s
フランス陸軍のM-47フィールドジャケットが入荷しました。
【寸法】
①肩幅:47cm
②身幅:58cm
③裾幅:67cm
④着丈:77cm
⑤アームホール:29cm
サイズ表記:26
Color:Olive
フランス軍で1947年に採用されたM-47。
M-47はもともとアメリカ軍で使用されていたM-43をベースにフランス軍が改良して制作したミリタリージャケットです。
M-47パンツはミリタリーパンツ界でも人気を博し、なかなか良いサイズが出てこなくなっているのが現状です。その勢いも相まってジャケットのほうも年々数が少なくなり、かつ金額も高騰しはじめているアイテムの一つ。
今回入荷したのはM-47でも60年代の後期タイプです。
前期→生地がコットンツイル、コットンキャンバス
後期→生地がコットンヘリンボーンツイル
ヘリンボーンツイルとはニシンの骨を指し、上の写真をみてわかるように織り組織がV型に織られて、それが連続することでニシンの骨のような模様が浮き出るこからこの名がつきました。
サイズ表記は”26”。
こういった表記の場合は少し特殊で
2→身幅を指します。
6→着丈を指します。
日本人のサイズ感だとM~L相当です。
裾広がりのAラインシルエットですのでオーバーサイズ気味で着るのもおすすめです。トップ写真は身長170cmの男性が着用していますが、コート感覚で着ても良いと思います。
状態はUsedで全体的に使用はほぼなくきれいな状態ですが、右袖口に直し跡がみられます。着用に問題はありませんので、気にせずヘビーに着用ください。
幅広の襟の裏にはチンストラップが付き、チンストラップをしめることで風の侵入を防ぎます。ミリタリーやワークのデティールでよくみるものですが、このチンストラップの形状は珍しくはぼM-43とM-47のみでみられます。
今のスタイリングで使用するときはチンストラップをしめたら、そのほかのボタンは外してAラインシルエットをより強調したスタイリングもおすすめです。
ポケットにはすべてフラップがつきます。ボタンが隠れる仕様ですので、よりミニマルなデザインのジャケットです。こういったデザインは空きがこなくて、流行に捕らわれることがないので自身のワードローブとして長年使用されるかと思います。
肩にはエポレットが施されています。
腰回りにはウエスト調整のためのドローコードがあり、風の強い日にはウエストを絞ることで体温調節を行えるようになっています。
また、裏返してわかるのですが当時のフランスの縫製は非常に丁寧で、かなりタフに作りこまれていることがわかります。
某大手ブランドでは自国の縫製技術をみせるためにM-47を裏に返し、それをモデルに着せランウェイを歩かせたこともあるほど、この時代からフランスの縫製レベルは高いことが伺えます。
前半でも述べたように年々価格が高騰しているアイテムですので、気になるかたはお早目にお買い求めください。
購入方法は「SHOP GUIDE」をご覧ください。